初めまして
ティーアラウンド株式会社
広報部 部長の茶柱です。
簡単に自己紹介をしますと、
中1の娘が反抗期に入り、
父である私は、ひたすらウザがられています。
娘の心に近付こうと
BTSやTWICEも聴き始めました、が、
寄り添おうとすればするほど逆効果……
セツナイ毎日ではありますが、
基本元気なアラフィフのオジサンです!
さて、アラ子くんが、玉川上水緑道で
霜柱(しもばしら)を見つけた
と喜んでおりました
アラ子くんの記事→霜ばしらサクサク
「霜柱」といえば…と、
ひとこと付け加えたくなって
おじゃましています。
「しもばしら こおりの はりに ゆきのけた
あめの たるきに つゆの ふきくさ」
この言葉、ご存知でしょうか?
「霜柱 氷の梁に 雪の桁
雨の垂木に 露の葺き草」
これは、
家を守る「おまじない」のようなもので、
主に東日本、関東から北の各地で
使われてきたようです。
今でも、地方によっては 棟上げの時に、
この文言の書かれた棟札(むなふだ)を屋根裏に貼ったり、
柱や梁(はり)に直接墨で書いたり、
みんなで手を合わせて唱えたりしています。
意味は、
霜柱も氷も雪も雨も露も、全部「水」。
この家は全部「水」でできてますから、
絶対燃えませんよ。
燃やそうなんて思ってもムダですよ。
そういう「火除け」の願いが込められています。
作者は弘法大師、あるいは日蓮、と
伝承はさまざまありますが、
「諸説あり」ということで
明確にはわかりません。
つまり「口頭伝承」であるため、
建設業界に身を置く私たちこそ
後世に伝えていく義務がある!
と私は思っています。
火除けのおまじない の話でした。