『ティアラの仲間たち』
[①からの続きです]
【聞き手・T太郎】
(以下T):お父さまの影響もあり、建築業界に親しみがあった
という土屋店長。大工職人のお父さまは、今も現場に?
土屋:はい、60代になってますけど、まだ頑張っています。
T:お父さまの仕事を間近に見て育って、
今の仕事に役立っていることはありますか?
土屋:そうですね、家が出来ていく流れとか、木造建築の材料や
構造のことは、なんとなく肌感覚で知っているというか、
馴染んでますね。
現場で、協力会社さんや大工さんの仕事ぶりを拝見していても
作業の経緯をしっかり理解できたり、と
父親の仕事や技術を見てきた経験は、とてもプラスで
幸運だったなと思っています。
あと、地域限定の文化なのかもしれませんけど、建前(棟上げ)
の時にはお餅をまいたり、どこどこで建前があるぞと聞けば
ビニール袋を持って出かけてお菓子をいっぱいもらったり、
そういう「日本の家づくり」の文化に親しんで育った、
という感覚はありますね。
T:土屋さん、家づくり業界のサラブレッドですね!!
土屋:いやいやそんな…(笑) でも就活の時は、
最初から建築業界志望ではなくて、大学もスポーツ関係でしたから
健康業界とか、いくつか模索して。
ただ営業職には興味があったので、じゃあ自分は何を売りたいんだろう
と考えて、そうしたら、建築業界がいいかもしれない、
と気持ちが固まってきたんです。
T:タクトホームに就職を決めた理由は?
土屋:はい、エントリーから面接までスムーズで、
あまり緊張ぜずに、自分らしく面接などができました。
会社からも評価をいただいて、それで縁を感じたというか、
それで就職を決めました。
T:タクトホームに入ってから、仕事や生活は順調でしたか?
土屋:順風満帆ということはなかったです。その時々で
乗り越えなければならないピンチや課題がありました。
けど、すごく充実してました。先輩や仲間にも恵まれ、
いろいろ教えてもらって、ひたむきにがむしゃらに
日々取り組んでいたという感じでしたね。
T:ティーアラウンドとの関わりについて教えてください。
土屋:タクトホームに入って7年目、営業推進部の課長として働いていました。
もともと子会社としてあったティーアラウンド社が、
新社長(大橋)のもと不動産事業などを拡大していく
そのタイミングで声をかけていただき、立ち上げメンバーに入りました。
T:新しい展開で、不安はありましたか?
土屋:不安は当然ありました、とにかく課題が沢山あって…、
立ち上げの仲間たちとは、片道切符だと思ってやり切ろう!
と、励まし合ってましたよ(笑)
T:片道切符!?
土屋:ちょっと大袈裟かもしれませんが、
とにかくティーアラウンドに全力を注ぐんだ! と、
覚悟としてはそんな感じでした。
だから、前だけを見ていたし、不安以上に
期待の方が大きくなっていきましたね。
T:仕事で充実を感じるのはどんな時ですか?
土屋:これはタクトホーム時代から同じですが、
「家を買う」ということは、お客様にとって一生に一度かもしれない、
大きな決断です。その時に、われわれもベストを尽くして応えたい
と思っています。
「大きな決断」…そう思うと、おのずと緊張しますが
その分、お客様に喜んでいただけた時は、
ものすごくうれしいんです!
【土屋友作インタビュー③ へ続く】
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