茶柱です、こんにちは。
T太郎が、
両国の「江戸博」をレポートしていました。
その記事↓
そして両国といえば、ご存知
「大相撲」ですよね。
私は若い頃に一度だけですが
両国国技館の枡席で
相撲観戦をしたことがあります。
貴乃花全盛期で、
横綱が入場すると
場内が一気にヒートアップしましたね。
貴関のオーラはハンパなく
筋肉がピッカピカでマブシイ!!
私はほぼ同年代なんですが
カッコええわ~~と惚れぼれしたのを思い出します。
ところで、相撲の、
力士の順位表やプログラムを
「番付(ばんづけ)」と言いますが…
建築界にも「番付」があるの、ご存知ですか?
これは弊社の、ある現場です。
少し見にくいので…
○のところ、拡大します。
「又 い 8」
と、あります。
このような印のことを
「番付」と言い
「部材の位置番号」を表しています。
図面には、三尺(約91センチ)ごとに
「いろは」順の横軸と
「123」順の縦軸がありまして、
「い 1」は
「い」の列の「1番目」
という意味で、「いのいち」と読む。
その隣が「い 2」で
「い」の列の「2番」で、「いのに」
という具合に、各部材が、
建物の、どの位置で、どんな向きで使われるのか、が
わかるようになってるんですね。
上の写真に戻りますと、
「又 い 8」は、
「又」が「中間」という意味ですので、
「い」の列と「ろ」の列の中間で、
その8番目だよ、と読み取れるのです。
現場では、大工さんがこの番付通りに
部材を接合し、組み上げていく…
というわけです。
ちなみに
「いの一番」という言葉は
「まっさきに」という意味で使われますが、
「い 1」=「いのいち」
この「番付」が語源、とする説が有力だそうですよ。
夕食では、いの一番にビールを飲む、
茶柱でした。