『ティアラの仲間たち』
張 佳飛[Cho Keihi]インタビュー③
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【聞き手・T太郎】
以下 T:この4月、タクトホーム本社から出向でいらした張さん。
タクトと比べて、ティーアラウンド社の雰囲気はどうですか?
張:どちらが良いということではないけど、
タクトホームが「静」だとしたら、
ティーアラウンド は「動」。ワイワイと、にぎやかですね。
工事課もみんな元気ですよ。
T:たしかに、特に工事課はにぎやかですよね(笑)
張:あと、これはタクトホームも同じですが、
お互いに質問とか相談がしやすいし、先輩は優しいし、働きやすい環境だと思います。
:工事課でご飯に行ったりしてますよね
:そうですね時々、ラーメン食べに行ったり(笑)
T:現場監督の業務について教えてください
張:大きく分けて、4つ、
工程管理、品質管理、予算管理、原価管理、ですね。
実務としては担当している施工現場を、最低でも週に2回は
実際に見て回って点検します。
午前中に1~2カ所、午後に2~3カ所の現場を回って、
社に戻るというのが平均的なパターンです。
スタッフ、協力企業さん、大工さん、屋根屋さん、
などとコミュニケーションをとる仕事で、飽きることがないし、
出会いから学ぶことがとても多いです。
T:社用車には脚立など積んでますよね。点検業務に使うんですか?
張:そうです。その他に、工程管理(工期が順調か、遅れていないかのチェック)、
品質管理(破損などの異常がないか)を行います。
↑高所作業に不可欠な脚立、安全帯もしっかり閉めて。
あとは、予算や原価の管理が
おもにオフィスワークの部分になりますね。
T:張さんは現場監督として、たくさんの家(住宅)を完成させていますが、
張さんにとって「家」とはどんなものですか
張:「家」は人生が始まるところ、誰にとっても大事な場所です。
そして、一生を通じて、常に関心の中心にあるもの、という気がします。
私たちは企業として、お客様の人生にとって大切な「家」を提供している。
責任は重いけれど、素晴らしい仕事だなと思っています。
T:日本に来て11年、もうすっかり慣れましたか?
張:そうですね、ある時期から、「張さんて中国出身だったの!?」
と言われたりすることも増えました(笑)
そうそう、中国語と日本語の違いで、こんな話がありますよ。
入場券の売り場に、「大人〇〇円」「小人〇〇円」とか表記がありますよね。
日本語では「おとな料金、こども料金」という意味ですけど、
中国では「大人(たいじん)」は「立派な人」、
「小人(しょうじん)」は小さな人物=へりくだって「私」の意味なんです。
だから券売機の前で、『俺は立派じゃないから小人だな、と
子供のチケットを買ってしまう!?』って、それが中国人の笑い話なんです。
T:「あるある」なんですね、面白い!(笑)
【生産管理部 篠原次長よりひと言☆】
「張くんは中国でも設計士の資格を取得していて、
日本でも大学院卒、語学も堪能です。
高いスキルを持ちながらも、気さくで、温厚で、
工事課にいい風を吹かせてくれています。
勉強熱心で、努力をやめないし、わからないことがあると
とことん突き詰めるタイプ、尊敬します。
私とは年齢も近く、すごく頼もしいチームメイトです」
T:張さんに、ますます期待しちゃいます!