茶柱です
東京ディズニーランドの中で
小さな建設会社が営業している…という話の続きです
前回の記事 TDLの中にある建設会社!? 前編
さて、ランド内に戻り
ここは「クリッターカントリー」、
クリッターとは「小動物」のことで、
ウサギやネズミ、アライグマなどの国です。
地面には
小動物の足跡が
あちらこちらに残っています。
「クリッターカントリー」の建築物といえば
ウッディでハンドメイドなイメージですが…
山を使ったレストランや、街灯や柵、案内板など
この街のすべてを造ったのは、
有名な建築家の兄弟だそうです。
↓この辺の木材の加工処理に
建設会社の「特徴」があらわれています。
案内表示の加工も…
かじったように丸くなっています。
これらは、
カントリー内にある
「ビーバーブラザーズ建設会社」
(Beaver Brothers construction company)
が施工した、とされています。
ビーバーでしたよ!
「森の大工さん」と言われたりする
哺乳類齧歯(げっし)目「ビーバー」
の兄弟が経営する会社でした!
実際の、野生のビーバーは
その丈夫な歯によって、
大きな太い木も数分でかじり倒すことができ、
小枝を集めて川にダムを建設し、
自分の「縄張りの池」を作る生態などが有名です。
とてもよく働く動物なので、
英語圏には「ビーバーのように働く」
という慣用句もあるとか。
『スプラッシュマウンテン』で
ゲストが乗る丸太のボートも、
この兄弟が作ったものだそうです。
テーマに沿って、こういう細やかなストーリーが徹底しているのが、
またディズニーの魅力! (……感極まる茶柱)
『ビーバーブラザーズのカヌー探検』の、
桟橋の小屋には、
建設会社の事務所があり、
その看板には
“Eager to Build our Reputation”
「信用を築くことに熱心であれ」
私たちティーアラウンドも、同じ
木材を扱うホームビルダーとして
「信用を築くことに熱心であれ」
この言葉、
大切にしたいと思います。
※スペースマウンテンは
24年(詳細は未定)から工事に入るそうです
茶柱でした。