T太郎です
「太宰治」といえば 昭和初期の作家ですが、
皆さんは読んだことありますか?
教科書に載っていた『走れメロス』なら読んだ!
という人も多いかもしれませんが…(私も同じく…)
『今、太宰作品が
アメリカの若者たちの間でブームになっている』
というニュースを見ました。
火付け役は、なんと TikToK !?
あるTikTokユーザーが『人間失格』を読んで 衝撃を受けた
という動画をシェアし、
実際に読んでみて感銘を受けた若者が続出している、とか。
(ニューヨークタイムズ紙の書評コーナーにて紹介)
70年以上前の作品たちが、今、
海外の若者にも親しまれているなんて
太宰もビックリ!?
奇跡のような感動☆ですよね〜
そんな太宰治が
弊社からもほど近い、
「三鷹」のまちに縁があったこと、ご存知でしょうか。
彼が39歳という若さで
亡くなるまでの最後の9年間、
戦中、疎開して三鷹を離れた時期はあるようですが、
妻子とともに暮らしていました。
太宰にとっては最も長い期間暮らした土地が
三鷹だったそうです。
人生の重要な時間を、ここ西東京、武蔵野で過ごしていたと思うと、
昭和の偉大な作家も、とても身近に感じます。
三鷹駅の周辺は、当時の面影がほとんど残っていませんが、
太宰の暮らしていたエリア
三鷹駅南側の下連雀・上連雀の町域には
太宰の旧居跡など、ゆかりの場所(19カ所)があります。
そのうち10カ所に
『太宰が生きたまち 三鷹』と銘打って、
案内板が設置されています。
よく通ったという酒屋の跡地は
「太宰治文学サロン」という カフェを兼ねた展示室になっていて、
暮らした家の模型や、
太宰の作品や様々な関連書籍などが展示され、
「太宰グッズ」も、販売されています!
駅前(南口)のビル「三鷹コラル」5階の
三鷹市美術ギャラリーには
『太宰治展示室 三鷹の此(こ)の小さい家』
というコーナーがあります(入場無料)。
こちらには、先程の住宅模型を実寸で再現した展示室があり、
玄関から室内に入って見学できます。
直筆原稿や絵画など、貴重な資料も展示され、
書斎に座って、
太宰治になりきることもできちゃう!?
『太宰が生きたまち三鷹』を
もう少し散策してみます!