ティーアラウンド代表の大橋です
今月16日、
北陸新幹線の東京ー敦賀(福井県)間が開通し、
北陸と関東、北陸と関西、
いずれも、より便利になる!
と明るいニュースが報道されています。
ところが
元日に起きた能登半島地震の被害は甚大で、
水道などインフラ復旧も遅れて
「新幹線どころではないよ」
という現実もあるようです。
過日、個人としても、
飯田グループの一員としても現状を見ておきたくて、
能登半島にお邪魔しました。
実は、石川県には数年前
両親を連れて旅行をしたのが初めてでした。
金沢に宿泊し、金沢城や兼六園などガイドブック通りの観光でしたが、
金沢の街の整然とした美しさ、
会う人会う人の優しさ、
そしてメシうま!(魚も金沢牛もうまかった~)
ですので
元日の地震の時、まず金沢の街が頭に浮かび、
報道では金沢の被害が「比較的軽微」とのことでホッとしたものの、
震源地である能登半島の被害が
津波や火災もあり、
日が経つにつれてその深刻さが明らかになって…
弊社が属する飯田グループHDでは
1月9日に義援金を拠出、
日本赤十字社を通じて役立てていただくことになりました。
今回、私は
金沢から車で能登半島を回り、
主に七尾町の被害状況を見させていただきました。
あちこちで工事車両を見かけましたが、
ナンバーは大阪、名古屋、神戸、新潟、長野などなど
全国から集まっていることがわかります。
それでも着工できている現場は非常に少なく、
人手不足、予算不足が伺えました。
また、多くの住宅や建物に
「応急危険度判定結果」が貼られており、
胸が締め付けられる思いがしました。
能登地方の住宅は
黒光りする立派な「能登瓦」で有名ですが、
瓦屋根は重いので、耐震性には配慮が必要であるとか・・・
でも
この瓦は美しい景観にとって重要であり、
しかも火災には強く、寒さや塩害にも強いとか、
防災は一筋縄では行きませんが、
きっと良い知恵があると思います。
弊社も、ホールディングス一丸となって、
引き続き、物心両面からの支援を考えなければと思います。
そして、社業においては
お客様の命と財産を守る、災害に強い住宅を
一軒、一軒、提供させていただこうと、
思いを新たにしました。
被災地の1日も早い復興をお祈り申し上げます。
ティーアラウンド株式会社
代表 大橋
<参考>能登半島地震の被災建物「危険」判定 1万3400棟余