#アラ子の日記

ハート型と猪目 (いのめ)【後編】

ハート型と猪目(いのめ)【後編】

 

アラ子です

ハート型に似た日本の伝統文様「猪目(いのめ)」のお話、

【前編】からの続きです

 

千年以上前から

お寺や神社の装飾模様として使われている

日本の伝統文様「猪目(いのめ)」

 

画像は京都・正寿院 公式サイトより(下の3点も同じ)

こちらは

京都の宇治田原にある正寿院というお寺。

この窓は、「猪目窓(いのめまど)」といいます。

 

お庭をのぞむハート型の窓が印象的♡

ステキ! 春夏秋冬

「映えスポット」としても有名だそうです。

 

なぜこの♡型を『猪目』と呼ぶようになったのか

定説はないようですが、

(「イノシシの瞳がハート型」というイメージも特にないですよね〜)

一説に「イノシシの目」には古来、災厄を払い

福を招く力があるとされていて、

その願いを込めて建築や工芸品などの装飾に

取り入れられてきた歴史があるとか

(※諸説あるようです)

とにかく「♡」は

日本でも、長く親しまれてきた形であることは

間違いないようです。

 

さて、こちらは

『乃木神社』(港区赤坂)

猪目♡(いのめ)見つかりますか?

アイドルグループの乃木坂46で全国区になった

「乃木坂」、その坂の中腹にあります。

先日友人と散策したのですが

ハート型、たくさん見つけました!

ディズニーリゾートで隠れミッキーを探してる

みたいになっちゃいましたが(笑)

都会の賑やかな中に、しっとりとした時間が流れる

癒しの場所でした。ぜひ寄ってみてくださいね。

 

ところで

京都・正寿院の「猪目窓」にならって、

一般の戸建て住宅にもハート型のってどうでしょうか!

開閉は難しそうだから、FIX窓(固定窓)になるのかな…

かわいくて、

ご近所でも評判になりそう!?笑

 

京都・正寿院(風鈴寺)公式サイト

乃木神社・公式サイト

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